2014年5月20日、
本日の羅臼市場に、どう猛なヤツが揚がったとの情報入手!!
急いで駆け付けると…
いました!
大きな口には鋭い歯がびっしり!
「これはまだまだ小さい方だ!」
と仲買人さんはおっしゃっていましたが、それでも1.7~1.8mはあります。
大型になり、とても獰猛で危険なサメなんだとか。
標準和名は、「ネズミザメ」。
地方名で「モウカザメ」といいます。
英名サーモン・シャーク "Salmon shark" の名の通り、サケを捕食するサメです。
今日揚がったサメは、
1週間ほど前から始まり、これから6月にかけて旬を迎える、
トキシラズを揚げる定置網漁にかかったもの。
この時期、
ヒトもサメも、脂がのって美味しいトキシラズを待ち望んでいます。
Link(つながる)+Cycle(循環)を合わせて生まれた言葉「Lincle」。 知床羅臼の海・山・川、命と命、自然と人、人と人の「つながり」を感じる旅、 をモットーに“羅臼大好き!”な私たちがガイドの日々をお伝えします。
2014年5月20日火曜日
2014年5月10日土曜日
カゴいっぱいのガンゼ
みなさーん!
ただいま、ガンゼのシーズンですよ~!
北海道では、エゾバフンウニのことを「ガンゼ」と呼びます。
羅臼では、そんなウニの漁期が1月中旬~6月までで、
主に「タモ採り」という方法で採るのですが、
(http://shiretoko-rausu-lincle.blogspot.jp/2014/03/blog-post_19.html)
そのほかに、「潜水」で採る方法とあります。
その潜水ウニ漁が今日からだったので、漁の様子を見てきました。
AM5:00過ぎ、朝靄の港から7隻の船が出港していきます。
一隻に4~5名乗っていますが、潜る方はその中のお一人だけ。
どうかお気を付けて…。
無事の漁を願って、お見送りをしました。
そして、お昼近く…
カゴいっぱいのガンゼを積んで、無事に帰港されました。
荷揚げ後は、カゴごとの重さを図ります。
ぎっしり詰まれたカゴは、約60kgありました。
「寒かったよ~!!」
と、潜水されたウニ漁師さん。
潜ってウニを採るのは、本当に大変な作業です。
本当にほんとうにお疲れさまです。。。
ちなみに上の写真、
下と左の棘が短くて茶色い殻のウニが、ガンゼ(エゾバフンウニ)。
上と右の棘が長くて黒い殻のウニが、ノナ(ムラサキウニ)、です。
羅臼のガンゼシーズン、あと1か月半。
まだ間に合いますよ~♪
ただいま、ガンゼのシーズンですよ~!
北海道では、エゾバフンウニのことを「ガンゼ」と呼びます。
羅臼では、そんなウニの漁期が1月中旬~6月までで、
主に「タモ採り」という方法で採るのですが、
(http://shiretoko-rausu-lincle.blogspot.jp/2014/03/blog-post_19.html)
そのほかに、「潜水」で採る方法とあります。
その潜水ウニ漁が今日からだったので、漁の様子を見てきました。
AM5:00過ぎ、朝靄の港から7隻の船が出港していきます。
一隻に4~5名乗っていますが、潜る方はその中のお一人だけ。
どうかお気を付けて…。
無事の漁を願って、お見送りをしました。
そして、お昼近く…
カゴいっぱいのガンゼを積んで、無事に帰港されました。
荷揚げ後は、カゴごとの重さを図ります。
ぎっしり詰まれたカゴは、約60kgありました。
「寒かったよ~!!」
と、潜水されたウニ漁師さん。
潜ってウニを採るのは、本当に大変な作業です。
本当にほんとうにお疲れさまです。。。
ちなみに上の写真、
下と左の棘が短くて茶色い殻のウニが、ガンゼ(エゾバフンウニ)。
上と右の棘が長くて黒い殻のウニが、ノナ(ムラサキウニ)、です。
羅臼のガンゼシーズン、あと1か月半。
まだ間に合いますよ~♪
2014年5月9日金曜日
流氷の爪痕
30数年ぶりに、GWまで居座った流氷。
羅臼を訪れたお客様には大変喜ばれていましたし、
私たちも、この時期の珍しい光景をご案内することができました。
しかし、その反面…
流氷の影響で漁に出れない、
仕掛けた網が数日回収できず、魚が傷んでしまう、
海水温が上がらず春の魚が獲れない、などなど
羅臼の漁業は打撃を受けています。
すっかり傷んでしまった魚を、網から外す
漁師さんの言葉が胸に刺さりました。
「よく見てけ、これが現実だ…。」
市場の競りに並ぶ魚たちも、数が少ない印象でした。
この時期としては例年の半分も揚がっていない、とのこと。
アイスアルジーを含んで莫大な栄養を運んでくれる
流氷の恩恵を受けた豊饒さが、羅臼の海にはあります。
私たちは、本当に絶妙なバランスの上で生かされているのだと
改めて気づかされたのでした。
羅臼を訪れたお客様には大変喜ばれていましたし、
私たちも、この時期の珍しい光景をご案内することができました。
写真:知床ネイチャークルーズ
しかし、その反面…
流氷の影響で漁に出れない、
仕掛けた網が数日回収できず、魚が傷んでしまう、
海水温が上がらず春の魚が獲れない、などなど
羅臼の漁業は打撃を受けています。
漁師さんの言葉が胸に刺さりました。
「よく見てけ、これが現実だ…。」
市場の競りに並ぶ魚たちも、数が少ない印象でした。
この時期としては例年の半分も揚がっていない、とのこと。
競りを待つメンメ(キンキ)
アイスアルジーを含んで莫大な栄養を運んでくれる
流氷の恩恵を受けた豊饒さが、羅臼の海にはあります。
私たちは、本当に絶妙なバランスの上で生かされているのだと
改めて気づかされたのでした。
役目を終えた竹ボンデン
「竹ボンデンって?!」な方はコチラ↓
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