今、旬ですよ~!と、お伝えしました羅臼のウニ。
より美味しくいただくためには、現場を知ろう!オー!
ということで(^^;)
もう少し詳しくウニ漁をご紹介しようと思います。
まだまだ勉強中…な、ガイド菜生子なりの紹介なので、
もしかしたら、「おいおい!違うよ!」というところもあるかもしれません。
そのときはごめんなさい。
訂正と勉強し直しをするので、教えてください。
また、「わかっとらん!」といったご指摘もあるかもしれません。
そのときは「こうだよ」と教えていただけるととても嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、
まずは、
「どうやって採ってるの?」の回から。
羅臼のウニ漁は1月中旬から6月までの期間、
主に「たも採り」という漁法で行われ、一部は潜水採りもされます。
朝6:00。
風や波、海の透明度などをみてその日の出航可否が決定されます。
また、このとき決めるのが、採る量。
そのときのウニの身入り具合などを見て
「今日は1カゴまで」「今日は2カゴまでにしよう」…と。
ちなみにコレが1カゴ。重そうですねー。
昔と違い、今は自主的に資源管理のため採捕量を決めているのだそうです。
7:30から開始される漁。
羅臼では現在、約65隻出漁しています。
漁師さんが下をのぞいているのがわかりますか?
箱メガネという道具で海の中をのぞきながら、棒を海の中に向けていますよね。
棒の先には網がついていて、これでウニを一つひとつとっているのです。
これが箱メガネと網。
そしてこの電動モーターで舵(かじ)とりをしながら、ウニを捕っているのです。
今でこそ機械化が進み、こうした電動モーターを使って手元で舵とりができるようになりましたが、
以前は「かい」という木のオールを使って、足で舵をとっていたそうです。
今でも数名は「かい」を使った舵とりをしているとのこと。
想像してみてください。
箱メガネを口でくわえて、手で網をもって、片足で舵とりをする…。
しかも、流氷ただよう極寒の海上で…。
すごいですよね!
採るのも技術、なのです。
そして、改めて美味しいウニをいただけることを本当にありがたく感じます。
漁は13:00まで。
お昼頃、漁を終えた舟が港に帰ってきます。
むかえるのは、浜のお母さん方やご家族の方。
「どうだい?とれたか~い」
「おぅ!」
なーんて会話が聞こえてきそう。
ニコニコ笑顔でむかえるお母さんのお顔が印象的でした。
さて、こうして水揚げされたウニ。
このあと、加工場へと運ばれますので、この続きは
「海の原石、磨かれて宝石に!」の回で。
写真がきれいだね。文章わかりやすい。題字が白くて見えにくいぞ。 京子
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