2016年5月22日日曜日

ガイド始めました!

スタッフの昆です。 

5月20日の午前中はヒグマクルーズでした。晴れで波もベタ 凪のいい天気になりました。 この日は僕がガイドとして船に乗った、記念すべき第一回目の日でした!!





ものすごく緊張しましたが、サポートとして乗った社長やウニ漁もやっている 当クルーズの船頭の浜田さん(写真の真ん中のカッコイイお方)の助けを借りること で、拙いながらも何とか無事ツアーをすることが出来ました。温かく見守ってく れたお客さまも本当にありがとうございました。
 
これからも私がガイドを行うことがあります。
まだまだ社会人としてもガイドとしても未熟ですが、皆さんが楽しんでクルージングできるように励みます!!

このクルーズではヒグマ、キタキツネ、オジロワシ ,ウトウ、ウミウ、ヒメウ、シノリガモ、イワツバメ、ユリカモメ等が見られました。 
赤岩では干潮で引いた海岸でエサを探している金毛の兄弟ヒグマ2頭に出会いました。





ヒグマを刺激しないようしながら、ここまで近づけるのも小型ボートならではです!

ヒグマは個体によってバリエーションがあって写真のように金毛の者もいれば銀色に近い白っぽい毛が混じったヒグマもいるんですよ。

皆さんもクルーズに参加する際はそういったヒグマの個性にも注目して見ると新しい発見もあって楽しいですよ!

2016年5月20日金曜日

見返りヒグマとササキさん

スタッフの昆です。

昨日はヒグマクルーズを午前5時と午前10時二本出航いたしました。
冷たい海風の中乗っていただいたお客様、ありがとうございました!

昨日見られた生き物は、ヒグマ、キタキツネ、イワツバメ、ウトウ、ウミウ、オ
オセグロカモメ、オジロワシ、シノリガモ、ヒメウなどです。

特にヒグマはゆっくり観察することができました。
もちろん、ヒグマにプレッシャーをかけないように距離をとっていますが
小型ボートだからこその近さで観察することができます。
皆さんも夢中でシャッター切っております(^^;)
帰りには見返り美ヒグマにも会うことが出来ました。



さらに昨日はこんな出会いがありました!




この水面に浮かんでいるものは、ササキテカギイカという名前のイカです。
普段は水深の深い場所に住んでいて 
産卵の時期になると昆布の生い茂る浅瀬にやってくるのです。
写真を見ると足の間に黒っぽい膜が見えますが、これは膜状の卵です。
このイカは、子どもが孵化するまで親が卵を面倒見るという生態なのです。
孵化が終わった後、親イカは力尽きて、カモメなど他の生き物の糧になります。
写真のイカもすでに死んだ後で あちこちに海鳥につつかれた跡がありました。
孵化した子イカは昆布の森で暮らし、成長すると深い海に移り住むと言われてます。

このような生き物それぞれの生き方や彼らとの出会い、生きる環境をも考えるクルーズ
それが「知床岬ヒグマボートクルーズ」なのだと、毎回感じることができます。

2016年5月17日火曜日

トキシラズ


スタッフの昆です。

今日のお昼ごはんでトキシラズの焼き鮭を食べました。
トキシラズは 秋に遡上するサケと種類は同じシロザケですが、
春に獲れることで「時不知(ときしらず)」と呼ばれています。
秋に遡上する前の若いサケなので身に脂がのって非常に美味しいサケです。

羅臼では5月上旬から漁が始まり、現在、市場の競り見学でもまだ少し小ぶりですが、揚がりはじめています。
市場ではトキサケとも呼ばれています。









先に言った通り、トキシラズは若いサケで成熟した秋サケよりも鱗がやわらかく綺麗な輝きを放っています。
これがトキシラズの特徴の一つです。







皆さんも市場競り見学で確かめてください。
そしてそのあとは、美味しさを舌でぜひ確かめてください!

おすすめは濱田商店さんのトキシラズ定食!




想像してたらお腹が鳴ってしまいました…
あー!食べたい!!

丸魚 濱田商店HP
http://rausu.co.jp/

2016年5月16日月曜日

シノリガモという海鳥

スタッフの昆です。

知床らうすリンクルでは現在、「知床岬ヒグマボートクルーズ」を行ってます。
このツアーではヒグマ発見率がとても高く、高確率で見ることができます!

名前の通りメインはヒグマですが、当クルーズでは他にも珍しい動物を見る事が出来るんですよ!今日は今の季節よく見られるこちらの鳥を紹介しますね。


名前はシノリガモ。写真の左側の派手な模様がオス、右側の地味な模様のがメスです。




カモの仲間ってオスが綺麗なものが多いんですよね。
ヒグマクルーズでは、集団で海面に浮かんでいる姿や飛んでいる姿、岩場で休息 している姿をよく見かけます。

英語では「Harlequin duck(ハーレクイン ダック)」と呼ばれていて、ハーレクインというのはイタリアの喜劇に登場する道化役の事で欧米の方たちは、その風貌から「ピエロガモ」と呼んでいるという訳なんですよ。特に欧米の人たちに人気のカモだそうで、その奇抜な姿が惹かれるのではないのでしょうか?


先日のクルーズでは陸上でですけど、シノリガモのレクチャーを行いました。
最初ということもあって、ちょっと緊張が顔に出ちゃってますね... (汗)




知床岬ヒグマボートクルーズは8月いっぱいまで行ってます!
知床岬の自然と野生動物、そこに生きる人の営みをご案内します!

2016年5月14日土曜日

遅い遅い開花



スタッフの昆です。


今日は羅臼の春を紹介したいと思います!

桜前線の最終地点、根室での開花が13日に発表されましたが、
羅臼ではどうなんだろうと見に行ったら…
咲いてました!!


羅臼本町にある誠諦寺の桜です。


エゾヤマザクラという名前のサクラです。






僕の出身の埼玉県はとっくに桜は散っちゃいましたが
羅臼ではまだ咲き始めたばかりなんです。


僕は桜前線を飛び越えてやってきた訳なんですよ (笑)


埼玉で見られる桜とはまた違う趣がありますね!





鮮やかなピンク色は青空と一緒だととても映えます!


蕾もすごく厚みあってギッシリ詰まっています!







満開は6月の初めごろそうですよ!


楽しみです(*^_^*)

羅臼にもようやく春の訪れです。

2016年5月13日金曜日

初めまして!!



初めまして!

5月1日から知床らうすリンクルでスタッフとして入りました昆純平です。

羅臼昆布と同じ昆です!


昆布のようにみんなから親しんでもらえるようになるのが目標です(笑)


出身は埼玉県の25歳です。今年の3月まで東京の専門学校で学んでいて


羅臼には去年研修で1か月間過ごしていました。


研修ではシャチやシマフクロウの姿や暮らし、


知床で自然と共に生きる人たちの暮らしを


目の当たりにしてこの土地に魅了されて


この度羅臼町で暮らすことになりました。


5月1日からウニ割りランチや岬クルーズにも同行して


早くも感動と驚きと学ぶ事の連続です!!


今日のクルーズでは合計で7頭のヒグマを見る事が出来ました。













写真のような変わり種にも会えるかもしれません(笑)

注:左の個体が私です。









2年間学校で学んだ事を活かしつつ、


知床の森と海の生き物たちや自然を糧にしている町、


そして外から来ていただいた人たちを繋げられるガイドが一 番の目標になっています!!


社長や真希子さんを始め関係者の皆さまにお世話になり、


苦労をかけることになるかもしれません。


その時はビシバシご指導をいただけると幸いです。


もちろんこちらも真剣に仕事をしつつ勉強していく所存です。


長文になりましたが


これからどうぞよろしくお願いします。

 【ブログ名を変更しました】

5月よりスタッフも増え新体制となったので、
これを機会に、
「ガイド菜生子の知床らうす゛Lincle”な日々」
から、
「知床らうすリンクルブログ」
へと変更しました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。


知床らうすリンクル
後藤菜生子