スタッフの昆です。 昨日はヒグマクルーズを午前5時と午前10時二本出航いたしました。 冷たい海風の中乗っていただいたお客様、ありがとうございました! 昨日見られた生き物は、ヒグマ、キタキツネ、イワツバメ、ウトウ、ウミウ、オ オセグロカモメ、オジロワシ、シノリガモ、ヒメウなどです。 特にヒグマはゆっくり観察することができました。 もちろん、ヒグマにプレッシャーをかけないように距離をとっていますが 小型ボートだからこその近さで観察することができます。 皆さんも夢中でシャッター切っております(^^;) 帰りには見返り美ヒグマにも会うことが出来ました。
さらに昨日はこんな出会いがありました!
この水面に浮かんでいるものは、ササキテカギイカという名前のイカです。 普段は水深の深い場所に住んでいて 産卵の時期になると昆布の生い茂る浅瀬にやってくるのです。
写真を見ると足の間に黒っぽい膜が見えますが、これは膜状の卵です。 このイカは、子どもが孵化するまで親が卵を面倒見るという生態なのです。 孵化が終わった後、親イカは力尽きて、カモメなど他の生き物の糧になります。
写真のイカもすでに死んだ後で あちこちに海鳥につつかれた跡がありました。 孵化した子イカは昆布の森で暮らし、成長すると深い海に移り住むと言われてます。 このような生き物それぞれの生き方や彼らとの出会い、生きる環境をも考えるクルーズ それが「知床岬ヒグマボートクルーズ」なのだと、毎回感じることができます。
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