今では絶滅危惧種になってしまったニホンザリガニ。
彼らも同じ時を過ごしてきたんだろうなぁ。
本州だと平安~鎌倉時代。
北海道ではアイヌの祖先が暮らし擦文文化が栄え、
北部~東部にオホーツク文化が、
その後、羅臼で出土して名がつけられた
トビニタイ文化があった時代。
羅臼の郷土資料館が主催する、
遺跡見学ツアーに参加してきました。
1000年も前に建っていた住居跡を見ることができるのは、
実はとても珍しいことなのだそうです。
寒冷地であるため、
黒土となる腐葉土が作られづらく、
埋まり切らないためだそう。
当時の人は、ここからどんな景色を見ていただろう。
ここに建てていた住居で、どんな暮らしをしていたんだろう。
サケ・マスを獲って、集落みんなで支えあって
厳しい知床の自然を生き抜いてきたんだろう。
1000年経った今でも、
その頃の生活に触れられるなんて、すごいなぁ。
貴重な経験ができた時間でした。
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