2015年1月17日土曜日

ココならでは地元料理①

こあえ?ちゅう??
旬な鮮魚で作る地元料理
第一弾!「スケソ湯煮」

大漁の羅臼市場で
スケソ(通称。本名スケトウダラ)とマダラ
に見つめられ、腹ペコになった私。

旬な彼らを目の前に、
「今食べなきゃいつ食べるの?!」
ぐうぐうのお腹をかかえつつw
台所に立ち作ってみました、地元料理。


まずは第一弾!「スケソの湯煮」


はい、これ一番簡単。
テキトー&万年料理修行中の私でも作れて、
ヨダレもんの美味料理。

そもそも「湯煮」ってなに??
…ですよね。
私も羅臼にくるまで知りませんでした。

湯煮とは
網走や羅臼など、
北海道の一部の地域に伝わる伝統料理。
字のごとく、「湯」で「煮」る調理法です。

羅臼では、
メンメやスケソ、真鱈などを湯煮にします。
羅臼昆布のだしが決め手の、
簡単なのに超がつく美味しい料理!

初めてメンメ湯煮をいただいたときの
ほっぺは、いまだ見つかってないくらいw

力強い羅臼昆布の特性を、
はっきり感じることができる料理がこれです。
これが、羅臼昆布なんだ…って。
魚の旨さをぞんぶんに引き出しつつ、
昆布のUMAMIをガツンと感じ、
相乗効果で驚きの美味しさ!!
はっきり言って、ビックリするはず。
ぜひ、舌で体感してほしい。

各家庭でも調理方法はいろいろあると思いますが、
私が作る方法はコレ↓。

<材料>
・スケソ…一尾
・羅臼昆布…10×15cm程度
・酒…適量
・塩…適量

<作り方>
①スケソは頭・内臓をとって切り身にし、軽く塩をふる。
 身は骨付きのままでも可。
 (内臓は次の料理に使うのでとっておく)

②鍋に水、羅臼昆布をいれ火にかける。
 湯に色がつく程度。
 これは羅臼昆布のだしがでている証拠。

③ ②に少量の酒を入れる。

④魚をいれ、沸騰しない程度で煮る。
 灰汁をとりながらゆっくり…5~10分程度。

⑤くずれないようにお皿にあげ、
 お好みでおしょうゆやポン酢、ネギなどと食べる。
 (私は昆布とお魚の味を楽しみたいので、
 何もかけずそのまま食べます♪)

※これはスケソ湯煮ですが、
メンメ(キンキ)では、魚を昆布で巻いたり挟んだりして
湯煮をします。
それはまた今度~。

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